ドラマを勝手に百合目線で楽しむためにドラマ”片想い” 原作:東野圭吾 を紹介します。 あらすじと百合視点での感想を書きます。 ドラマ【片思い】は公式で中谷美紀さんがトランスジェンダーの役となっているので百合（といえるかはわかりませんが）シーンかはわかりませんが、2話では中谷美紀さんと国仲涼子さんのキスシーンがありましたね！
さて今回で最終回です。
最終回にもう一回中谷さんと国仲さんのキスシーンなんかがあったら最高ですが、どうでしょうか。
ドラマ【片思い】 最終話のあらすじ
「功輔は死ぬつもりだよ」美月からそう知らされ、失踪した中尾を懸命に捜す哲朗と理沙子。そこに犯行に使われた車が発見されたと早田から電話が入り、2人は現場へと急ぐ。一方、先に中尾を見つけ出した美月は、中尾からある告白をされる。果たして、殺人事件の真相は？ 中尾が神崎ミツルとして死を選ぶ理由とは？ すべてを知ったとき、仲間を守るため、元チームメイトたちが取った行動とは―。
出典:wowow
片思い 6話の百合場面は？あらすじ感想
冒頭から、ついに事件の日の出来事が明らかになります。
美月や中尾がやっていた戸籍交換というのは、何組もいると言っています。
現実世界にも戸籍交換をしている人たちはいそうですね。。。
戸籍交換を手伝っていた中尾は美月に戸籍交換をさせませんでした。その理由は美月は美月だから…そんな事を言ってくれる人がいるのは美月は本当に幸せです。
①美月と理沙子のハグ
美月に再会した理沙子は美月を抱きしめます。２話以来の百合シーンです！理沙子は哲郎と美月に中尾の奥さんが言った事を伝えます。
そして寝てしまった理沙子にブランケットをかける美月が愛おしそうに見ています…これは百合シーンと言えます。
今まで５話分見てたらこの表情の意味に気づくはずです！
②中尾の決断
中尾は自主すると決断し、美月を逃がすように哲郎に言いますが、美月は逃げるのを嫌がります。それを中尾が何とか説得させます。
そして中尾は自主するためと行って、警察が張っている方に向かいます。
③泣く美月を支える理沙子
中尾がおそらく自殺したと気づいて美月は泣き崩れます。それを支える理沙子。。。
もしかしたら、美月×理沙子ありかな…
美月（中谷美紀）と理沙子（国仲涼子）のキスシーンの回はこちら
まとめ
今回はトランスジェンダーの役は美月しか出てきませんでした。”ミステリー”の部分の解決回でした。
事件は気持ちよくではないですが、世間的には解決しました。
片想いはFTMやMTFそしてその周辺の人々の苦悩を描いたLGBTドラマ、特にトランスジェンダーに興味のある方や当事者の方には何か響くところがあるミステリードラマでした。最終回はミステリーの部分が大きかったですが3,4,5話はLGBTドラマでしたね。
（ゲイやレズビアンは出てきませんでしたが）
中尾の美月に対する思い、トランスジェンダーなどセクシャリティーで苦しむ人にとっては一番欲しいものなんじゃないでしょうか？
性別は関係なく、”その人”だから好きだ。
そんな事を言ってくれる人が１人でもいればトランスジェンダーはじめセクシャルマイノリティの人は心の支えになるに違いありません。
片想いというドラマは、そんなあるトランスジェンダーと、その理解者が事件を起こしてしまって、周りを巻き込んでその事件に決着をつける物語だったといえます。
中尾以外だれも美月が男だと気づかなかったように、私たちの身の回りにもきっとセクシャリティに悩む人は存在します。
そんな人に出会った時に見返して欲しいです。
このドラマは本当にトランスジェンダーの気持ちをよく表しているので、きっと役に立ちます。
そしてストーリー自体も面白いので是非原作の東野圭吾さんの”片想い”も読んでみることをお薦めします。ドラマとは少し違いますが、こちらも読みごたえがあって一気に読んでしまう作品です。
本屋に行くと水谷美紀さんや桐谷健太さん、国仲涼子さんが表紙のドラマ版の小説も売ってますね。
百合シーンは２話と最終話のハグのみでしたね。
しかし２話のシーンは本当にごちそうさまですって拝み倒したいくらい良かったです。ぜひ百合ドラマを探している方は見て欲しいです。
お読みいただきありがとうございました。
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