ドラマ【コードブルー】シーズン１　キャストとあらすじ

数々の医療ドラマを手掛けたフジテレビで、ドクターヘリとそこで奮闘する若きフライトドクター候補生と指導医たちの、自分の人生と医師としての職務とのはざまで揺れ動く葛藤を描いた大人気ドラマコードブルー。

国内のドクターヘリ制度へ一石を投じるとともに、若手俳優陣の出演でも話題にななりました。

そしてドラマで百合萌えする人続出のコードブルーのあらすじとキャスト、みどころなどをまとめます。

ドラマ【コードブルー シーズン１】基本情報

放送日：2008年7月3日

時間：22：00～

プロデューサー：増本　淳

脚本：林　宏司

演出：西浦正記　葉山浩樹

主題歌：「HANABI」Mr．Children

製作著作：フジテレビドラマ制作センター

ドラマ【コードブルー シーズン１】のキャスト

山下智久（役:藍沢耕作）

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登場人物

　地方の救命センターで2年間の経験を積んだのち、フライトドクターになるために翔陽大学附属北部病院救命救急センターにやってきた。医学知識が豊富で冷静であり、若いながらも自らの腕に強い自信を持っている。当直の日以外も救命センターに泊まり込み、重症患者を待ち続ける。「深夜の救命センターはスタッフが減って重症患者を独り占めできる。俺は重症患者を誰よりも近くで見たい」「急変は腕を磨くチャンス」と言ってはばからず、とにかく腕を磨くことに貪欲で、そのためなら多少の軋轢もいとわない。しかし、その技術への執着はどこか屈折した人間性を感じさせ、ときに周囲の人間に誤解を生むのだが、それは藍沢の悲しい生い立ちに起因している……。

キャスト

山下智久･･･1985年4月9日生まれ。Newsのメンバーに選ばれ、同年11月7日にシングル「NEWSニッポン」でCDデビュー。ドラマ『クロサギ』でプライムタイムの連続ドラマ単独初主演と映画初主演。『ドラゴン桜』では白石恵役の新垣結衣と共演。『野ブタ。をプロデュース』『SUMMER NUDE』で緋山美帆子役の戸田恵梨香と共演。

『池袋ウエストゲートパーク』『ランチの女王』『Stand Up!!』『プロポーズ大作戦』など

新垣結衣（役:白石恵）

出典:レプロエンターテイメント

登場人物

　ドクターヘリのノウハウを地元の救命センターに持ち帰ることを名目に、翔北救命救急センターにやってくる。医師としての持って生まれたセンス、そして争いを好まない性格からか、とくに汗まみれになって努力するというような経験はなく、常に受動的。失敗したくない、ぶざまな姿を見られたくないという想いから、肝心なときに腰が引けてしまうのは、今の若者の典型とも言える。しかし、多くのプロフェッショナルたちと関わりさまざまな影響を受けていくのはもちろんのこと、何より、周囲とぶつかりながらもひたむきに自分の道を進む藍沢の姿を目の当たりにし、医師としての責務、人として自分が望む生き方などを真剣に考えるようになっていく。

キャスト

新垣結衣･･･1988年6月11日生まれ。沖縄県出身。2001年デビュー。2007年、『恋するマドリ』（大九明子監督）で映画初出演にして初主演。以降、映画・TVドラマ・CMと幅広いジャンルで活躍を続け、2016年にはTVドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」（TBS）に主演。『ドラゴン桜』で藍沢耕作役の山下智久と共演。『ギャルサー』で緋山美帆子役の戸田恵梨香と共演。

『リーガルハイ』『空飛ぶ広報室』『マイボス☆マイヒーロー』『くちびるに歌を』など多数

戸田恵梨香（役:緋山美帆子）

出典：フラーム

　医大を卒業後、2年間のスーパーローテート研修を終え、フライトドクターになるため、翔北救命救急センターにやってきた。私立医大を親の金で卒業した、医学の世界では一般的な金持ちの娘。積極的で負けず嫌い。上昇志向が強く、他の候補生のせいで自分のフライトが減ることを煩わしく思っている。自信過剰なところがあり、気の強い性格も手伝って、ときに思い上がった言動をしてしまう。しかし、藍沢や白石にはない熱血な性分で、患者のために、ときに心から涙し、ときに真剣に口論し、さまざまな局面で医師と患者という関係を越え、患者やその家族と深い関わりを持っていく。そうした関わりやライバルとの切磋琢磨により、医師として、人間として自立していく。

キャスト

戸田恵梨香･･･1988年8月17日生まれ。兵庫県出身。普段は神戸弁で話し、阪神淡路大震災で被災した。2006年『デスノート』で映画初出演。2007年『LIAR GAME』（フジテレビ）で、連続ドラマ初主演。同年『うに煎餅』で映画初主演。『野ブタ。をプロデュース』『SUMMER NUDE』で藍沢耕作役の山下智久と共演。『ギャルサー』で白石恵役の新垣結衣と共演。

『SPEC』『流星の絆』『BOSS』『書店員ミチルの身の上話』『リバース』など

比嘉愛未（役:冴島はるか）

出典:higa manami official website

登場人物

　代々医師の家系の娘として生まれる。若いが実戦に強いタイプで、同期の誰よりもよく働き、それが評価されて、翔北救命救急センター専属のナースとなった。そして現在は救命センターで最年少のフライトナースである。毎年入ってくるフライトドクター候補生たちのことを、金持ちで甘ったれの今どきのお坊ちゃん、お嬢ちゃんと思っていて、厳しく接すると同時にどこか見下している。

キャスト

比嘉愛未･･･1986年6月14日 生まれ。沖縄出身。2002年モデルデビュー。2005年『ニライカナイからの手紙』で女優デビュー。2007年『ニライカナイからの手紙』で女優デビュー。2009年『天地人』でNHK大河ドラマ初出演。

『最上の命医』『マルモのおきて』『GTO（第2シリーズ）』など

浅利陽介（役：藤川一男）

出典：beacon-lab-entertainment

登場人物

　典型的な田舎の長男で、家族と地元の期待を一身に背負い、浪人生活と入学後の苦学を経て卒業し、この翔北救命救急センターにやってきた。日々のあまりのハードさと、要求される技術の高さに半ば打ちのめされている。しかし、小心者でありながら、かなりの見栄っ張りで、周囲に自分の弱さをさらけ出せず、同期のライバルたちへのコンプレックスを抱え悩み続ける。

キャスト

浅利陽介･･･1987年8月14日生まれ。4歳でCMでデビュー後子役として活動。2001年、『キッズ・ウォー3』で不良少年の一平役で出演し注目される。2010年『手のひらの幸せ』で映画初主演。2011年『ひとりじゃない』でドラマ初主演。『聖徳太子』『BOSS』で緋山美帆子役の戸田恵梨香と共演。

『リッチマン、プアウーマン』『戦う！書店ガール』『ALWAYS 三丁目の夕日’64』など

児玉　清(役：田所良昭)

出典：フジテレビ

登場人物

　かつては離島やへき地の無医村に20年以上勤務し、頼るべき医師のいないつらさや不安を誰よりも知っている。もともと内科医だが、たった一人でいくつもの修羅場をくぐりぬけてきた経験から、外科的なオペも一通りこなし、かつ高い診断能力を持つ。救命センターのスタッフをあたたかく見守る。

キャスト

児玉清･･･1933年12月26日ー2011年5月16日。小学生の頃、群馬県・四万温泉に集団疎開。大学卒業後不本意ながら役者の道に進むが長らく台詞の無い役が続き、1961年4月封切の『別れて生きるときも』頭角を現す。『ありがとう』で一躍人気を得た。1975年に朝日放送のクイズ番組『パネルクイズ アタック25』の司会者となり、36年にわたり司会を行った。NHK大河ドラマとなる『龍馬伝』が遺作。

『HERO』『鹿男あをによし』『美女か野獣』など

勝村政信（役：森本忠士）

出典：SIScompany

登場人物

　整形外科が専門。「最優先はプライベート」と公言するが、それは照れ隠しなのか、重症患者が発生すれば深夜でも駆けつけ、長時間のオペもいとわない。ひょうひょうとした性格で、救命センターを和ませる存在。

キャスト

勝村政信･･･1963年7月21日生まれ。蜷川幸雄の下で2年修行し、得がたいキャラクターという評で人気に。『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』への出演をきっかけに知名度を大きく上げるようになった。

『サラリーマン金太郎』『HERO』『味いちもんめ』『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』など

寺島　進(役：梶　寿志)

出典：オフィス北野

登場人物

　飛行時間3000時間を超えるベテランパイロット。常に冷静で頼もしい存在。病院ではなく、航空会社に所属している。遊覧ヘリや報道ヘリを担当していたが昨年からドクターヘリを担当するようになった。愛妻弁当をいつも持参するが、たいてい時間がなくて食べることができず、ミッションを終了してからの日没後に昼飯を食べている。

キャスト

寺島進･･･1963年11月12日生まれ。松田優作監督の『ア・ホーマンス』で映画デビュー。北野作品などの映画で知名度を上げる。2005年『富豪刑事』に出演してテレビドラマなどへも活躍の場を広げ、人気を博す。『交渉人 真下正義』『逃亡者 木島丈一郎』や2006年に篠原涼子主演『アンフェア』など次々に出演。

『真田丸』『海の上の診療所』『警視庁いきもの係』『バイプレイヤーズ 〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜』など

杉本哲太(役：西条　章)

出典：SIScompany

登場人物

　脳外科部長。抜群の腕を持ち、最年少で部長となった現在も他のどの脳外科医よりも数多くのオペをこなす。救命センターでは手に負えない脳損傷の患者を受け持つ。黒田とは学生時代から切磋琢磨してきた仲で、長年のライバル。「医学は本質的に不確実。同じ手順、同じ環境で同じ医師がオペを行っても助かる患者と助からない患者がいる。全力は尽くすが、結果は医者の手を離れたところに存在する」というのが信条。

キャスト

杉本哲太･･･1965年7月21日 生まれ。学生時代は地元一の不良として有名で暴走族のメンバー。横浜銀蠅ファミリーのロックバンド、紅麗威甦（グリース）でデビュー。1984年、『白蛇抄』で日本アカデミー賞新人賞を受賞。

『あまちゃん』『絶対零度』『隠蔽捜査』『クロサギ』など

りょう(役：三井環奈)

出典：フジテレビ

登場人物

　産婦人科と新生児医療の専門医。本来はかなりの情熱家だが、この救命センターでは常に冷静沈着で合理的な判断を下す。ゆえに自信家の黒田とは時に反目することもある。その徹底した合理主義は、過去の医療事故に起因する。救命医としての仕事と、過去の医療事故を抱え、文字通り眠る間もない生活を続けている。フライトドクターとしての責任の重さを誰よりも強く感じている。「患者も医者も、人生はやり直しがきかない。しかし、人は必ず過ちを犯す」と常々思っている。

キャスト

りょう･･･1973年1月17日生まれ。夫はBRAHMANのTOSHI-LOW。15歳の時に原宿でスカウトされ、高校卒業後、モデル活動を開始。1996年の『ロングバケーション』で女優活動を開始し、後に『ラストクリスマス』や『サプリ』に出演。

『人にやさしく』『流星の絆』『銭ゲバ』『この世界の片隅に』など

柳葉敏郎(役：黒田脩二)

出典：融合事務所

登場人物

　翔北救命救急センターのエース。専門は胸腹部外科。正義感が強く、自分にも周りにも厳しいが、若者嫌いで口が悪い。そして経験と技術に裏打ちされたかなりの自信家。候補生たちを「基本は全て本番で学んでいく。練習はない。お前たちを待っているのは本物の命だ。それも消えかかった命だ。しかも同じミッションは二度とめぐってこない。人のミッションも奪い取るくらいの気持ちでないと、ライバルたちにおいて行かれるぞ」と厳しく指導していく。また、「ドクターヘリは最後の砦。ホットラインは必ず受ける」と「外科医は才能と経験がすべて」というのが信条。

キャスト

柳葉敏郎･･･1961年1月3日生まれ。渋谷のディスコ仲間達でNHK前の路上で寸劇をしていた「劇男零心会」に加わる。その後、「劇男一世風靡」を結成。劇男一世風靡のメンバーの中から結成された「一世風靡セピア」のメンバーとして歌手デビューし、当時の若者の代表格的存在となる。1988年以降は多くのトレンディドラマに出演。『踊る大捜査線』での全世代にブレイク。

『すてきな片想い』『男女7人秋物語』『愛しあってるかい!』『あすなろ三三七拍子』など

 遊井亮子（役：轟木 聖子)

twitter:@yuuiryoko0810

登場人物

コミュニケーションスペシャリスト。翔北病院の運航管理CS室で、ドクターヘリや消防・救急にランデブーポイントの指示や患者・現場情報の伝達、患者の受け入れ先病院の打診を行う。梶や安西と同じく航空会社に所属している。網タイツをはく事が多い。

キャスト

遊井亮子･･･1976年8月10日生まれ。1995年のフジテレビビジュアルクイーン。趣味はF1観戦、考古学、英会話。『冬の蛍』でヒロイン役。2001年『レッド』で初主演。

『LIAR GAME Season2』『書店員ミチルの身の上話』『ファースト・クラス』など

相関図

あらすじ

　翔陽大学附属北部病院救命救急センターに、フェローシップ（＝専門研修制度）によってフライトドクターを目指す4人の若き医師が赴任した。
医師として自らの技術に揺るぎない自信を持ちながら、なお貪欲に技術を磨くことに執着する藍沢耕作（山下智久）、有名医大の教授を父に持ち、ドクターヘリのノウハウを地元の救命センターに持ち帰るためにやってきた白石恵（新垣結衣）、積極的かつ負けず嫌いの緋山美帆子（戸田恵梨香）、小心者のくせに見栄っ張りでもある藤川一男（浅利陽介）の4人だ。

ドクターヘリとそこで奮闘する若きフライトドクター候補生と指導医たちの、自分の人生と医師としての職務とのはざまで揺れ動く葛藤を描きます。

まとめ

豪華キャスト＋当時のドクターヘリ制度に一石を投じるという意味でも大変見ごたえのある今まで無い医療ドラマです。

百合ドラマ的に言えば、男女の恋愛要素が少なく、厳しい現場の中で生まれる友情（絶対友情以上の何かある）を感じやすいので百合妄想しやすい作品です。