スキャンダル専門弁護士QUEEN　８話STAP細胞と医学部不正入試問題

スキャンダル専門弁護士QUEEN
2019.03.02

2019年冬、百合目線で楽しむ界隈で話題！完全に百合設定で勝手に楽しむ事が出来ます！！！

 

主人公・氷見江（ひみ・こう）は弁護士ながら専門は危機管理で、その主戦場は法廷ではなくスキャンダルの裏側。これまで社会的窮地にいるクライアントを99.9％の確率で救ってきた天才トラブルシューターであり、必要ならば嘘すら正義に変える凄腕のスピン・ドクター

 

特に氷見には「危機にある女性の最後の砦」という信念があり、女性を救うためであれば手段を選ばず、どれほどの逆境であろうと覆すことを絶対に諦めない氷見が、さまざまなスキャンダルと対峙し、逃げ場を失い崖っぷちに立たされている女性の心に寄り添い、手を差し伸べ、危機から救うべく奔走する。

 

完全に氷見と与田の関係が百合にしか見えないし、公式も意識してるんじゃないかな？と思うようなSNSの発信ぶり！８話にも期待したい！

あらすじ

ニュース番組を見ている氷見江（竹内結子）、与田知恵（水川あさみ）、藤枝修二（中川大志）、真野聖子（斉藤由貴）たち。氷見がチャンネルを換えようとすると藤枝が止めた。番組で特集しているのは医療ベンチャー『フィニシス』を立ち上げた帝都医科大学の研究者、和久井純菜（森矢カンナ）。純菜は共同研究者の柏木さつき（伊藤麻実子）と髪の毛1本で様々な疫病が判別出来るという検査キットを開発し、いまメディアからも注目の的だ。藤枝は純菜が帝都医科大学では珍しく女性で成功している研究者だと、氷見たちに向かって褒め称える。

そんな純菜がネットで叩かれる。彼女の過去の論文に不正があったと疑われ、検査キットも嘘ではないかとネットニュースになったのだ。純菜は鈴木法律事務所に助けを求めて来る。氷見はまず大学の様子を純菜に尋ねた。純菜によると、大学は男性優位で女性にはセクハラやパワハラは日常茶飯事らしい。『フィニシス』の件も、大学側にとっては女性である自分たちが活躍することが目障りなのではないか、と言う。次に氷見はパートナーのさつきのことを聞く。純菜はさつきには才能があり、とにかく研究に専念したいタイプなので、自分は彼女が研究に没頭出来る環境を作っていると答えた。

氷見と与田は帝都医大を訪ねる。さつきに話を聞くが、研究のことしか考えていなかった。大学理事長の楽山大作（長谷川初範）も純菜の言葉通り、男尊女卑の塊のような人物だった。事務所に戻ると真野が純菜の論文に盗用があったことを突き止めていた。氷見たちは、論文についての謝罪会見を純菜に開かせることにする。

視聴率

QUEENスキャンダル専門弁護士　第８回の視聴率は6.1%でした。

 

8話ゲスト

森矢カンナ(役:和久井純菜)

医療ベンチャー『フィニシス』を立ち上げた帝都医科大学の研究者、髪の毛1本で様々な疫病が判別出来るという検査キットを開発。

 

伊藤麻実子(役：柏木さつき)

和久井と共に髪の毛1本で様々な疫病が判別出来るという検査キットを開発。

 

長谷川初範(役:楽山大作)

帝都医大教授、男尊女卑の考え方がヤバい。

 

QUEENスキャンダル専門弁護士８話の百合場面は？

百合！！！と思うところを紹介していきます！

 

①氷見と吾妻議員の繋がりを疑ってる与田ちゃん

そりゃ氷見さんと元カレ吾妻議員が今でも繋がってたら与田ちゃんは面白くないですよね。だって大好きな氷見さんが男と切れてないなんて考えたくもないですよね。だから夜一人で事務所にいて、氷見さんの机を睨んでるのもわかります。だって心配ですよね…


②パートナー

和久井はテレビの取材で彼女が私の共同研究者であり”パートナー”の柏木です！と紹介しています！パートナーってつまりそういうことですか？深いつながりがあると考えて差し支えないんでしょうか？え？

 

③研究者和久井への評価

研究者和久井をテレビで見た時に氷見と与田は”かしこい”と判断します。自分の強みをわかってあえてニットを着たりしてる”かしこい女”という事。

そこに真野さんもあえて何も言わないですが、同意してる気がします。

こんなに仲良いのでまぁね。この近さは凄い！

 

④和久井と柏木の関係

依頼人として、和久井が事務所に現れます。そこで男尊女卑がはびこる学長や指導の教授の事を聞いたり、そして和久井と柏木のパートナーシップの事にも言及します。

和久井も柏木の才能を認め、彼女にとってベストな環境を与えたいと言い、氷見や与田は２人の最終的な目的は？と聞いてますが、これ仕事面ですか？私生活面ですか？と聞きたくなるような感じですね！笑

パートナーって言葉の破壊力すごいです。共同研究者って聞くとなんとも感じないんですが…言葉の力は凄いです。百合妄想を与えてくれます。


⑤じゃぁ与田ちゃん大学いこっか！

氷見は依頼人和久井の為に一度大学に行く事にします。その時”じゃぁ与田ちゃんいこっか！”って呼ばれよろこんでついて行く与田ちゃんが可愛い！笑

しかも一緒についてこようとした藤枝に”なんでおまえ来るの？”みたいに言って来させないようにするのめっちゃ良い！

氷見さんとのデートを守ろうとしてる与田ちゃん可愛い！！！！

 

⑥氷見と与田コンビ

柏木に会いに行く氷見と与田。柏木は研究への没頭が凄かったです。そして柏木に会った氷見と与田は共に同じ意見で、作戦が決定したみたいです！このとき２人で顔を見合わせて”うん”って。めっちゃ可愛いです、ここの２人。

そして学長のもとへ。

 

⑦和久井の謝罪会見

会見前に心配そうな和久井に対して氷見も与田もめっちゃ優しいし、会見中も不安そうに氷見と与田の事を見ている和久井はちょっと良いですね。

そこに記者の東堂も絡んできて、めっちゃ女ばっかのごちゃごちゃ！

この人たちの関係かんがえてたら、おおおおおおお百合！にしかなりません。笑

この時も言葉は無いけど氷見と与田は視線をあわせてうなづいてるし、やっぱり氷見与田が強いかな！？

 

東堂はここで結構嫌な言い方で和久井を攻めてるんですけど、東堂も結局氷見与田の作戦の下で動いていて、氷見与田に”お礼ぐらい言ったら？”と言ってるのがめっちゃ可愛いですね。

このシーンは分けたかったんですけど百合が渋滞してたので切れませんでした！

 

会見後に興奮状態でＦＥＮＩＳＩＳに一生懸命になりすぎてる和久井に”冷静になろう”と宥める氷見と与田のやさしさ。氷見と与田の愛を感じます。

 

⑧与田ちゃんのやさしさ

ＦＩＮＩＳＩＳの研究をしてる柏木と和久井の関係について聞く与田ちゃん。和久井の本心を聞こうとする与田ちゃん。こういう場面では与田ちゃんのやさしさが光りますね。

ヒートアップ気味の和久井を与田ちゃんの方法で宥めてます。

いいですね、こういう場面も！

 

⑨事務所の三人

真野、氷見、与田三人で和久井にとってベストな未来を相談しています。依頼者の考えては違うけど、ベストな解決策を探してる３人はやっぱ優しいし、事務所にこの３人しかいないと百合感がありますね！やはり。

 

⑩柏木と和久井の関係は何だったのか？

柏木がいなくなった研究所で一人寂しそうな和久井。やっぱり柏木と和久井の関係って共同研究者という事だけじゃなかったんでしょうか？と疑いたくなるような和久井の寂しそうな顔は２人の関係を百合にできる顔してました。

 

⑪和久井の未来

氷見は和久井の思い描いた未来ではないけど、本当に和久井の望んでいた事をかなえていました。

和久井さん、女性が切り開いていく時代、始めてくださいね！と和久井の論文が盗用でなかった記事を和久井に渡します。

このシーン、さいっこうに氷見がイケメンなんですが！！！！！！！！！

 

⑫氷見のプライバシーに踏み込んだ与田

氷見「プライバシーの侵害。何してるの？」

与田「氷見さんこそ」

氷見「鍵かけ忘れたから。」

 

与田「今回も全部思惑通りに進みましたね、氷見さんの。おかしいと思ったんですよ。帝都医大は政治家や官僚、財界人のコネで裏口入学を受け入れていた。仲にはマネークの村西社長とつながりのある人もいて、それは吾妻の口利きだった。裏口入学の件は今回の騒動があっても暴かれないんですよね？氷見さんが和久井さんを理事に推す代わりに握りつぶしたからです。

吾妻を疑惑の目から遠ざけるために。クライアントを吾妻のために利用してますよね？なんなんですか？」

もうこの時点で与田ちゃん泣きそうなんです…

 

何かを答えようとした氷見のところに藤堂から電話が…

氷見「何、どうしたの？」

東堂「氷見さん最近吾妻に会いましたよね？」

氷見「なんでそんな事聞くの？」

東堂「メール送っておきました」

 

そして東堂からのメールを確認する氷見。そこにはマネークの村西と吾妻の不正献金の記事が!

 

それを見て一瞬笑って与田の方を見ます。

氷見「さすが与田ちゃん。おつかれさま～だね」

与田「えっ？」

 

そういって部屋を出て行ってしまう氷見の事を見てる与田には失望だけではない何かがありますね。与田ちゃんはここでちゃんと氷見に説明して欲しかったんじゃないでしょうか？

好きな人にはちゃんと本当の事を話して欲しい、そんな与田ちゃんの感情があったんだと思います。

まとめ

 

この学長本当にクソ野郎で、男尊女卑がヤバすぎる。見ててイライラします。あえての演出だとおもいますけど、ほんとにむかつく。

氷見さんもあんなに嫌な奴なら、いたぶる事にためらいないでしょ？と笑ってる氷見さんも腹の中ではかなりキレてると思います。

私はこのクソ見て気分が悪くなります。

 

このクソ学長は、2018年に起こった医学部不正入試問題を基にキャラ立てされてますね。和久井のやった会見も今の日本の医学部の女性の入学試験での点数を少なくするというありえない問題からきてると思います。そして日本の医学部全体にある女性差別。ひいては社会全体の女性差別を描いてると感じます。

 

また和久井は2014年のＳＴＡＰ細胞の小保方さんを連想させますね。私は本当にＳＴＡＰ細胞があったかはわかりません。でも世間で注目され、論文の成否について疑われという流れは完全にＳＴＡＰ細胞の事件の事を思い出させました。ですが小保方さんの目標は女性の地位向上ではなくＳＴＡＰ細胞の研究で、結局彼女は2018年の段階では研究を続けておらず、ＳＴＡＰ細胞と似た現象を起こす細胞の研究がアメリカでされています。

この観点からも小保方さんはこのドラマでは柏木さんのイメージでもあるのかな？

小保方さんのＳＴＡＰ細胞事件では共同研究者の方は自殺されてしまい、小保方さんも研究者としての未来は完全に閉ざされていまいました。

ドラマでは柏木、和久井共にそれぞれの本当の望む未来に進めているので、そういう面でこのドラマにはある種の希望があると感じます。

 

”女性が医学界でも不利にならず、医学界でもしっかり活躍できるという事を証明したい”と話す和久井の本当の目標。

それをきっちり叶えた氷見。

だけど女性の不正入試問題い隠れて政治家などの裏口入学をひねりつぶすブラック氷見。

 

氷見は誰の為に動いているのか。依頼人と吾妻の為に動いているというような結論で８話は終わっていますがそれは氷見の本心なんでしょうか？

そして今回は一見順風満帆だった氷見与田の関係に亀裂が入ったようにみえます。

でも氷見は裏があるので、あえて与田に言ってなかっただけの気もするし、与田も本当の事さえ話してくれれば氷見に協力すると思うんです。なのに与田ちゃんがやけに吾妻議員の事を気にするのはやっぱり吾妻議員にたいする嫉妬の表れというか、そういう部分もあるんじゃないでしょうか？

目の前にいる氷見が実は自分よりも裏では吾妻と深く結びついてる、そんな現実を知っちゃったからこそ与田ちゃんは泣きそうになりながら氷見に聞いてたし、氷見も与田の事を心配してあえて説明せずにバイバイと言って去った気がします。

 

１話からひっぱてた氷見の過去については次回９話で明らかになるようなので楽しみです！

 

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